家庭教師歴4年の医学生が教える!勝てる勉強法【はじまり編】
はじめに
皆さんこんにちは、一通りの試験が無事終わってアドレナリンが切れたゆとりです。
落ち着いたところで、兼ねてから書こうと思っていた記事を!
主に中高生や浪人・再受験生に向けた勉強法についてお伝えしていきます!
実は私、大学1年生から約4年間、ずっと家庭教師や塾の個別指導をしています。
時々無性に居酒屋やカフェのバイトをやってみたくなりますが、教える仕事って本当に学びが多いし、自分も成長できるし、やりがいがありすぎるのでなんだかんだここまで続けてきました。
でも、家庭教師って人間対人間が勉強というものを挟んで本気で向き合うので、辛いこともやるせないことも山のようにあります。
泣きながら夜道を帰ったことも何度もありました。
なのにどうしてもやめられないんですよね、
教え子のわかった!の顔を見たり、この前解けなかった問題をドヤ顔で解いてくれたりすると、”ほんと良く頑張ったね〜!!いい子〜!嬉しい〜!”という絶対的ハッピーな感情に包まれるので、それが麻薬みたいなものなんです。
用法用量を守って正しく使いましょう。
...まあ私のアルバイト事情はこの辺りにしておき、本題に入ります。
全科目の勉強法の公開に至った経緯
あのですね...勉強を始めたい!とか勉強法を知りたい!と思い立っても、家庭教師や塾ってお金がかかるじゃないですか。
仕方のないことですが、教育に経済格差が反映されるこの世の中は本当に不公平です。
勉強の才能のある子がいたとしても、勉強環境が整っていない人生を渡されて、”ハイここで頑張って”と言われたところで果たしてどのくらいまでいけるのか...
自分の夢に挑戦できる・結果が出るというのは、ある意味良い環境の上に成り立つものだと思います。
そこで、受験を5回経験して医学部に無事合格し、その後4年間勉強を教えてきた身として、何か役に立てればと思いまして。
ここは塾でも家庭教師でも通信教育でもなく、ただのブログです。
だから、どんな人でもアクセスできるフリーな環境で、私の20数年間で培ってきたプロセスを丁寧に公開しようと思います。
生暖かい目で見守ってくださると嬉しいのです。
勉強法に関しての質問やその他お悩み相談も受けますので何なりとお申し付けください。
忙しい日常が戻ってきたので更新がゆっくりになっていますが、
年内には主要科目の記事を書き終えたい...
応援のほどよろしくお願い申し上げます(^O^)
不登校児、医学部を目指す【後編】
はじめに
さて、前編は結構シビアに書いてしまいましたが、後編は私なりの言葉で愛を伝えていきたいと思います笑
前編をまだお読みになっていない方はこちらを先にどうぞ!
皆さまに質問です
でははじめに、この記事をご覧になっている貴方にお聞きしたいことがあります。
”不登校”と聞いたらどんなイメージを抱きますか?
もし自分の友達が学校に来なくなってしまったらどう感じ、何をしますか?
きっとこの問いかけには答えなんてありません。
ただ困ったことに、わたしは答えのないことについてあれこれ考えるのが好きなので、少しだけお付き合いください笑
悩んでいる貴方へ
まずは根本からぬるっと話を始めていきます。
さて、そもそも不登校は法律や憲法に違反しているのでしょうか?
おそらく一握りの方は、何らかの法に触れるぞ!とお考えかもしれませんが、実は学校に行く行為は義務ではないんです。
”教育を受けさせる義務”というのは、親の責任になります。
学校に通える環境を親御さんが作れている限り、何の法にも触れてはいません。
子供達にとって学校に通うことは、権利です。
権利を放棄することは、違法にはなりません。
だから!
どんな些細な理由でも、学校に通うことが本当にしんどいなら、
一旦通うことを辞めるという選択肢を持って欲しい。
あなたの身体と心以上に大切なものは学校にはないから、、
とは言っても心配事は尽きないよね、
なので少しだけ私なりの回答を。
▷学校に行かなくなったら同級生にどう思われるんだろう?
あれから8年ほど経った今だから言えます。
彼らには彼らの人生が、貴方には貴方の人生がある。
学校という場所はそんな他人同士がすれ違うだけの場所。
ただのすれ違い相手を気にして大切な人生を損なうのは本当にもったいない!
だから自分の気持ちと向き合って。
よその人は放っておいて大丈夫だよ。
▷勉強が心配…
大丈夫、その心配は私が払いのけます。
もし学校に行かなくても、勉強することさえ諦めなければ大丈夫。
問題集を買って自分で勉強するもよし、
ここなら通えるかなと思える塾で勉強するもよし、
今の時代はネット動画も沢山あるのでそれを活用するもよし。
なのでお願いです、大切なあなたの将来の選択肢を増やすために、
最低限の勉強は続けて欲しい。
私がそうでした。
”学校に行くこと”だけを辞め、”勉強すること”は歯を食いしばりながら続けていました。
不登校を2年半ほど経験した中学生が5年後に医学部に合格したという小さな物語が、誰かの力になってくれると嬉しいです。
周りの子達と親御さんへ
きっと心配になるし、何かしてあげたいと思いますよね。
でも本人は、自分が学校に行けていないことを非常に気にしています。
詳しくは前編に書きましたが、とても複雑かつしんどい心理状態だと思います。
そして、信じられないほど孤独です。
なので、程よい距離感を持って、近づいて大丈夫そうなら孤独から少し解放させてあげてください。
それが声を掛けることなのか、一言LINEを送ることなのか、一発芸をすることなのか、それは状況とタイミングと本人のキャラによりますね、うん。
(ちなみに私の場合は親や親戚が沢山笑わせてくれました、愛。)
原因になるきっかけが多種多様なように、接し方も人それぞれです。
是非、愛を持って優しく、向き合ってあげてください。
最後に
今の日本において、不登校の子は14万人を超えています。(H29年度)
しかしこれは文部科学省の調査なので、実際はもっともっといるはずです。
そしてその数はこれからも増えていくと思います。
何事でもそうなのですが、まずは”知る人が増える事”が大切なのではと私は考えています。
この弱小ブログが人の目に触れる機会は少ないでしょうが、その中でも目を通してくださった貴重な方々の意識が少しづつ何かを変えてくれれば、もうそれほど幸せな事はありません!
不登校の時に何人かに言われた言葉があります。
”生きてさえいればいい事あるよ”
当時はうざったくて仕方なかったのですが、今思えばその通りで。
今の日本は毎日生きて行くだけでも大変な事が山のようにありますが、私もエグい範囲の試験と理不尽な実習を乗り越えて頑張りますので、一緒に頑張っていきましょう笑
今回も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました♥
不登校児、医学部を目指す【前編】
はじめに
この記事は、私が自分の人生をかけて、皆さんに伝えたい大切なものです。
(気持ちは熱いけれどそんな物々しいわけではないので大丈夫です笑)
今、学校の人間関係で悩みを抱えているあなた
今、辛くて学校に行くのを辞めようとしているあなた
今、学校に行けていないあなた
不登校のお子さんをお持ちの親の皆さん
私の経験と言葉が、少しでもあなたの気持ちを楽にし、何かの手助けになることを願います。
今、問題なく学校を楽しんでいるあなた
そんなお子さんを持つ親の皆さん
こんな思いを持つ医学生の存在と、今まさに同じような状況を経験している友達がいることを知って貰えれば嬉しく思います。
不登校のきっかけ
約10年前の春、第1志望の中学校に合格し、ずっと入りたいと思っていたある運動部に入部した。
でも、入部した部活は稀に見る厳しい雰囲気で、先輩は新入生に厳しく、ヘトヘトになりながら仕事をこなす毎日…
(この時点から何かが変わっていった。ブラック企業早期体験実習って感じです。)
人間関係もギスギスしていて、ふと気付いたら同学年内でいじめが横行していた。
(女の子が人間関係を構築する速さは光より速い。)
その時私は、いじめている子といじめられている子の間に立ち、何とか間を取り持とうと必死になった。
この立ち位置が後に自分を苦しめることを知らずに…
足が動かない
いじめの渦中で奮闘する日々が続き、ついに何かが壊れる日が訪れる。
ある日の朝、学校に行こうとした時、ついに震えと共に足が動かなくなった。
立っていられないほどお腹が痛くなった。
辛くて辛くて涙が溢れて止まらなかった。
急に人が怖くなった。
道を歩く、電車に乗る、人とすれ違う、
普段当たり前にしていたことが何もできなくなった。
泣きながら親に詫びた。
”もう学校に行きたくないです。ごめんなさい。”
その日から学校に行くことを辞めた。
それまでの人生を優等生として過ごしてきた私が初めて経験した挫折は、12歳にとってつらすぎるものだった。
(書きながらうるうるする10年後の私)
学校に行かないということ
突然訪れたあの日から、数ヶ月間は家に篭っていた。
”しっかりしていなきゃいけない”という思いの抜けない私は、何度も何度も授業に出ようとした。
でも、そんな私の気持ちを、私の身体が拒否した。
学校の最寄駅が近づくとお腹が痛くてたまらなかった。
学校の制服を着ている子を見つけると、すかさず身を隠した。
こうして、人から隠れて生きる生活が始まった。
自分は誰からも見られてはいけない存在だと思った。
四六時中人の影を気にして、息を潜めて生きていた。
自分は生きていてはいけない存在だと思った。
もう授業に出られない私は、当然学校の勉強についていける訳もなく、そのうち医学部を諦めるようになった。
不登校という落ちこぼれな存在になって、勉強なんて手につかなくなって、将来の夢を見失って、もう全てがどうでもよくなった。
いつ死んでもよかった。いつ殺されてもよかった。
毎晩寝る時には、明日起きたら灰になって消えていますようにと願った。
見える景色に色はないし、生きる希望もない。
この世の全てを憎んだ。
幸せが憎かった。街ゆく人の笑顔が憎かった。
縄に手をかけた夜もあった。
1000円札を握りしめて自殺の名所に向かった夜もあった。
そんな生きているか死んでいるかわからない日々を過ごした私は、気付いたら中学3年生になっていた。
中3、希望の光
鬱々とした日々を過ごしながら、私は長い時間をかけて段々と外界に慣れていった。
カウンセラーの先生や学校の先生、親や親戚の助けを借りて、少しづつ学校の図書館に登校するようになった。
同級生が登校し終わった時間を狙って図書館へ行き、本を読み漁って、同級生が帰宅する前にそそくさと学校を出る。
そんな日常を送りながら、少しづつ医学部への思いが蘇ってきた。
まだ間に合うんじゃないか。
もう1年以上授業には出ていないけれど、本気で勉強すればまだまだ取り返しがきくんじゃないか。
死んでいた心が戻ってきたと感じた。
それからすぐに、私は塾に通い始めた。
実は、不登校だった期間、全てのやる気を失っていた私に、少しでもいいからと勉強を教えてくれていた大切な人がいる。
その人のお陰で数学だけは少しの遅れで済んでいたので、残る英語理科社会を中心に死ぬ気で勉強した。
学校に行っていなかったのでもちろん友達などおらず、朝から晩まで一人で勉強した。
これでもかというくらい勉強した。
もしこれで将来医学部に受かれば、不登校の子たちの支えになれるかもしれない。
支えてくれた人たちに恩返しができるかもしれない。
何より、幼い頃からの夢を叶える為の最後のチャンスかもしれない。
そう思いながら、辛い日々を必死で乗り越えた。
そして次の年の春、私は第1志望で無いながらも無事に高校に合格した。
これが人生のどん底を味わった私の中学時代です。
その後の話と、私の考察とメッセージは後半に続きます。
長い文章、読んでくださってありがとうございました♡
人は人に生かされて生きて行くんだと思います。
お初にお目にかかります
ご挨拶
皆様初めまして。
とある大学の医学科に通っているゆとりと申します。
今回は初めての記事ということで、私がこのブログを始めた経緯と簡単な自己紹介を粛々と綴っていきます。
ついに私もカフェでMacを叩く女になったのかと感慨深い思いです。
それでは少しの時間、お付き合いくださいませ。
拙い自己紹介
医学科というのは、基本的に入試の際には面接を課します。
(九州大学のみ例外としてありません。異端児で好きです。)
その面接で聞かれるんですよ毎回。
”あなたはどういう性格で、どんな長所や短所がありますか?”
その問いへの私のテンプレートはこちら👇
”好奇心旺盛な自由人で、行動力は人一倍備えています。
人見知りという言葉を知らず、初対面の人の心を掴むことを特技としています。
ただ、1人で死ぬほど悩み倒し、それを深く深く考えること解決しようとします。
すべての逆境を楽しんで乗り越えていく雑草タイプです。”
自分の性格はこの4文に集約されているんだろうな〜と冷静に感じます。
(私って草タイプだったんですね)
ちなみに普段の会話の7割は冗談で構成されている人間ですので、
このブログも例に漏れず、オモシロおかしく時に真面目に綴っていきます。
これまでの人生の流れ
なかなか稀な部類の女で、人生に於いて受験を5回ほど経験しております。
お受験も、中学受験も、高校受験も、大学(医学部)受験も、浪人もフルコンプでございます。
お嬢様女子校にも通いましたし、自由の風が吹き荒れるゆるゆる学校も経験しました。
高校卒業後、浪人生活を経て(ここがイバラの道ですが今回は割愛)、晴れて医学部に合格しました。
学生時代と受験時代には数々の青春と挫折を経験し、丸1日あっても話しきれないので、また追い追い記事を書きますね〜
覚悟しておいてネ。
どうしてブログを始めたのか
私の中で”ブログ”とは、完全に辻希美さんのイメージでした。
芸能人がキラキラやハートの絵文字を散りばめた発信ツール。
そんなブログというものに興味を抱いたのは、19歳になりたての頃でした。
大学に入って、受験勉強がやっと終わった頃、自分の経験を悩める受験生たちにフィードバックしたいという強い思いがありました。
また、私はおそらく人間の中でもかなり外れ値で、これまでの多方面での稚拙な経験が、チリつも的に誰かの役に立ってくれるんじゃなかろうかと。
また、御察しの通り、私は文章を書くことや読むこと、それついて色々考え込むことが趣味なので、ブログという手段はかなり有効なツールなんじゃないかと気づいてしまったのです。
そんな思いをモヤモヤさまーずと抱えながら、気付いたらかなり年月が経っていました。
人間って、思うまではすべての人が到達できますが、それを実行に移せるうかどうかなんですよね結局のところは。
というわけで!
勉強がひと段落ついた夏の終わりの今、私はついにブログを始めました。
皆様、初心者の小娘ながら頑張って最高のブログを作っていきたいと思いますので、
ご支援ご協力ツッコミのほど宜しくお願い申し上げます。